名前   柳澤綾佳さん
職業   金継ぎの柳家 主催
Instagram @kinyanagiya

取材班:金継ぎを始められたきっかけは何ですか?

柳澤さん:もともとデザイナーをしていたのですが、自分の茶碗が割れて金継ぎに出したとき、その仕上がりに感動して「自分でもやってみたい」と思いました。実際にやってみるととても楽しくて、知り合いの器も直すようになり、SNSで紹介するうちにワークショップを開くようになりました。

取材班:修復にはどのくらい時間がかかるのでしょうか?また、ワークショップではどのように教えられていますか?

柳澤さん:本漆を使う場合は最低でも3〜4ヶ月ほどかかります。時間をかけることで丈夫で美しく仕上がります。ワークショップでは1日で完成できる簡易的な方法をお伝えしています。参加者一人ひとりのペースに合わせてサポートし、不器用な方でも安心して楽しめるよう心がけています。

取材班:これまでに修復を依頼された器で印象に残っているものはありますか?

柳澤さん:おばあちゃんやお母さんから譲り受けた器や、お子さんが作った作品など、思い出の詰まった品をお預かりすることが多いです。特に印象に残っているのは、お客様が急須を2度修理されたことです。新品を買えるくらい費用がかかっても「使い続けたい」と選ばれる姿に心を打たれました。

取材班:金継ぎをするうえで大切にしていることは何ですか?

柳澤さん:これからも器として自然に使っていただけるよう、悪目立ちしない仕上がりを大切にしています。金や銀などの素材も、器の雰囲気に合わせて選ぶようにしています。

取材班:ものを大切にする心について、どのように感じていますか?

柳澤さん:最近は「安いから買う」という価値観から、作り手の思いや背景に共感して選ぶ方が増えていると感じます。環境や人とのつながりにも良い影響を与える変化だと思っています。

取材班:最後に、今回Diuの靴を履いてみた感想を教えてください。

柳澤さん:とても履きやすいですし、しっかりした革の風合いが感じられました。シンプルなデザインなのでいろいろな服に合わせやすそうです。

取材班:本日は本当にありがとうございました。

若林さん:こちらこそありがとうございました。

【柳澤さんが履いている靴】
本革 シューズ Diu ディウ Menthe(モント) 117D2577

1 | Mukita / ムクティア 氏

2 | Murislam / ヌリスラム 氏

3 | Sujon / スジョン 氏

4 | Sumona / シュモナ 氏

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